「仮面ライダー」放映開始時における、手持ちの広告関係資料です。
●「TVガイド」番宣広告 このページしかないので何月何日号かは定かではありません。講談社刊「仮面ライダー大全集」などでも紹介されています。裏はなんと、「帰ってきたウルトラマン」が「肝っ玉母さん(京塚昌子)」の肩に手を置いたスチール(おそらく特写)となっています。
●「毎日新聞」昭和46年3月13日夕刊 放送開始の3週間前のPR記事です。左下の原型がクラッシャー、覗き穴などの形状から、NG版であることがわかります。 また記事中、三上氏のコメントで、「ポリエステル樹脂で作るのだけど製作に十日はかかりますね。(中略)立ち回りが激しいからよくこわされるんです。だからスペア四種類くらいいりますね。」というものがあります。怪人でポリエステル樹脂でスペアが必要というのは思い当たらないので、旧1号のマスクを4つ作ったとも受け取れる内容となっています。
●「夕刊フジ」昭和46年3月31日 何故「夕刊フジ」なのか良くわかりませんが、「ウルトラマン」放映終了後も衰えない怪獣人気、と言うか、ソフトビニール人形人気から、第二次怪獣ブームとして「ウルトラマン」の復活、「仮面ライダー」という新しいタイプの番組が誕生したといったことが書かれています。
●放映開始(昭和46年4月3日)当日の番宣広告 新聞名は不明なのですが、放映開始時の新聞広告です。 ●おまけ 素性は全くわからないのですが、結構珍しいスチールが使用されています。 モノクロ面で藤岡氏の右手にクラッシャーが握られているスチールがありますが、この様子からすると、当時使用されていたクラッシャーは、相当柔軟というか、柔らかいものであったことがうかがえます。 |