旧1号第1話を対象に、タイフーン(ベルト)について考えてみたいと思います。
○ 参考レプリカ これが、現在参考としている旧1号タイフーンのレプリカです。素性については、お気づきの方も多いことでしょう。確かに、厚みのあるタイフーン、エナジーコンバーターなど、第1話で使用されたものに近い印象があります。しかしながら、第1話でのタイフーンと比較すると、スイッチとツマミの配置、ベルトの後部形状などに明らかな違いが認められます。
先ずスイッチとツマミの配置についてですが、第1話で使用されたものでは、上の写真を180度回転した配置になっています。このとき、トグルスイッチのプレートは下(on)が赤で、「TUNING」と記されたプレートは数字が下側と、どちらも天地が逆の配置になっています。 なかなか説明が難しいので、ちょっとだけ反則します。
ベルト後ろ側の形状の違いは明らかです。 レプリカはこのように、バックルとの接続のために細くなる部分が段状になっていますが、これは第2話以降のベルトで見られる形状です。第1話では下図のようにテーパー状になっています。 カット(形状)そのものはかなりいい加減な気もしますが、バックル、エナジーコンバーターなどとの比較から、できるだけ正確な形状を割り出したいと考えています。 上記第1話との相違点はあるものの、このレプリカで最も重要な点は、現在では入手が非常に困難となった飾りボタン、スイッチ、ツマミ、プレート類について知ることができるということにあります。
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